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糸ノコ盤の使い方と刃の取り付け方法。

糸ノコ盤は、非常に巾の狭いブレードを上下に高速に震動させて切断する電動工具です。

糸ノコ盤の最大の特徴は、ジグソーのブレードよりもはるかに細いので細かい曲線のカットや窓抜き、文字を切り抜いたり、大変細かい切り抜き作業ができることです。

糸ノコ盤は作業台に固定し、切り抜き作業をするときはテーブルに材料を置き、材料を動かしながら作業をします。

ただ糸ノコ盤の刃は大変細く、その性質上あまり大きなものの加工には向いていませんし、作業中に無理に強く動かしますと簡単に刃が折れてしまいますので注意が必要です。

糸ノコ盤は作業中の音が静かで、取り扱いも簡単なので初心者の方にも扱いやすい安全な電動工具です。

糸ノコ盤の刃には加工する材料によって多くの種類の刃が用意されています。

使用する際は、材料にあわせて刃を選ぶことと、刃には上下が決められていますので、取り付けるときは間違えないように取り付けてください。

糸ノコ盤の刃は上下に高速に振動してカットしますが、糸ノコ盤の本体に刃を取り付ける際のポイントは、

① 上下を間違えないこと。

② 本体のテーブルに対して直角に取り付けること。

③ 刃の張りの強さを調節すること。

④ 刃の返し刃のある方を下にすること。

⑤ 返し刃がテーブルから僅かに出る程度にとりつけること。

の5つとなります。

返し刃というのは、通常の刃と逆方向についている刃のことをいいます。

この返し刃が付いていることで、作業中に木材の裏側にバリやささくれが出ないように工夫されています。