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木工用の木材に便利なツーバイフォー材(2×4材)のご紹介。

2×4材は、正式には、枠組壁工法構造用製材といいますが、

枠組壁工法建築物の構造上において主要な部分に使用されている構造材の木材です。

 

この2×4材は4面にかんな掛け、及び面取りされており、針葉樹が使われています。

 

 

枠組壁工法は、元々は北米で昔から行われている木造住宅の建築工法なのですが、

木材で組まれた枠組みに構造用合板を打ち付けたパネルを使って家の床、

壁を建築していく工法です。

 

 

この木材と構造用合板で作られるパネルは、主に2×4(2インチ×4インチ)の

木材を使用するため、2×4工法とも言われています。

 

日本でも昭和50年代頃よりこの工法で木造住宅が建設されるようになっており、

三井ホームさんが2×4住宅の普及に大きく貢献されておられます。

 

 

この枠組壁工法(2×4工法)による木造住宅は、構造上非常に優れている特長があり、

北米においては一般の木造住宅にとどまらず、大型のショッピングモール等の商業施設、

アパート、体育館、ホールなども2×4工法によって建築されています。

 

 

また、構造物の元となるパネルは工場で生産され、現場では組み立て作業のみのため、

建築工期の短縮にも貢献しています。

 

この2×4材は、いくつかの決まったサイズがあり、また日本で現在販売されているのは

乾燥材のため、一般の私達が木工や日曜大工でいろいろな木工品を作るのにも適しており、

多くのホームセンター等で販売されています。

 

2×4用木材には以下の規格のものがあります。

 

  未乾燥材 乾燥材
呼称 厚み(mm) 幅(mm) 厚み(mm) 幅(mm)
203 40 65 38 64
204 40 90 38 89
206 40 143 38 140
208 40 190 38 184
210 40 241 38 235
212 40 292 38 286
404 90 90 89 89

 

 

上記の他に、厚みが半分の材料も幾つかあります。

 

未乾燥材では厚みが20mm、乾燥材では19mmとなります。

 

 

日本において2×4工法による住宅が建てられ始めた昭和50年代の頃は、

上記の内の未乾燥材が多く使われていましたが、現在は、日本においては乾燥材が

輸入されており、ホームセンター等で販売されているものは、ほとんど乾燥材と

なっています。

 

 

長さの規格は、およそ8フィート(約2.4m)~20フィート(約6m)

くらいまであります。

 

上記の内、203の材については、間柱等に、204、206はパネルの柱材、

208、210、212は横架材(梁、根太等)、404は土台に使われています。

 

 

2×4工法に使われている樹種には次のような種類があります。

 

① D.Fir-L  : ダグラスファー、ウェスタンラーチ、その他

 

② Hem-Tam : イースタンヘムロック、ジャックパイン、イエローシダー、
タマラック、その他

 

③ Hem-Fir : ヘムロック、グランドファー、その他

 

④ S-P-F    : ホワイトスプルース、シトカスプルース、レッドスプルース、
ロジポールパイン、ポンデローサパイン、アルパインファー、
バルサムファー、その他

 

⑤ W.Cedar : ウェスタンレッドシダー、レッドパイン、ホワイトパイン、その他

 

 

以上の樹種がありますが、現在日本に輸入されてホームセンター等で販売されているのは、

上記の内の④S-P-Fの乾燥材がほとんどです。

 

また、上記の内レッドシダーは非常に腐れにたいして強い木となりますので、

屋外などで使われるウッドデッキの材料に適した木となります。

 

 

2×4木材については以下の販売店にて扱っておられます。

 

○ オカモク楽天市場店

 

○ 木材倉庫 ムック

 

○ 株式会社小山商店

 

 

ウェスタンレッドシダー、イペ等のウッドデッキ材については以下の販売店にて

扱っておられます。

 

○ オカモク楽天市場店

 

○ 木材倉庫 ムック

 

○ 株式会社B-green楽天市場店

 

○ 有限会社 ジーエスビー

 

○ 木の香-woody shop-

 

○ リーベのウッドデッキ&ガーデン